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「みんなでタイルアートをつくろう」7.8活動レポート
Category: FEATURE news みんなでタイルでモザイクアートをつくろう ボランティア活動 藤井華丸 2012.07.13


2012年7月8日に「みんなでタイルアートをつくろう」第二回目ワークショップを実施、活動レポートをまとめました。

ワークショップの課題

第一回目のワークショップ時にいくつかの課題がみえていました。ワークショップに参加する子供達が

・ワークショップの時間が長いので集中が切れる
・年齢差があるので、進め方にバラつきがでる
・継続的な内容を理解できていない子供がいる
・みんなでつくる、という団体行動が苦手なこどももいる

といった内容です。

石巻の造形教室・菅原先生、社会福祉士の今泉先生にアドバイスをいただき、事前に「いつなにをどうするのか」「さいごにはなにができるのか」「だれがだれになにをつたえたいのか」をまとめまたチラシをデザインし、印刷しました。(プリントビズというネットの格安印刷を利用し、500枚作成しました)。事前にワークショップの内容を楽しく伝えることで積極的な参加を促せれば、とのおもいからです。お忙しい中、掲示・配布をしていただいた菅原先生、本当にありがとうございました。

普段、イラストレーターとして仕事をしている私は、こどもたちにわかりやすいようにふんだんにイラストをいれてデザインをしました。かきながら「どうすればまっすぐにつたわるだろう」と考えてデザインしました。言葉を精査していく中で、ワークショップ運営でピントがボケていた部分が解像度を増しコンセプトがブレないようになりました。

支援者と対象者という関係ではなく、その垣根をこえていっしょに未来に残る作品をつくろう。

復興支援は時間の経過とともにフェーズがどんどんうつりかわっていきます。仮設住宅で窮屈なおもいをしているこどもたちに「いっしょにつくる」ことで社会性や協調性を、「大きな作品を作る」ことで達成感をあじわっていただきたいと思います。

(上記の画像をクリックするとPDFがダウンロードできます。裏面には今後の予定も記載されております)

タイムテーブル

13:00にスタッフ入り、13:30に送迎バスで子供達があつまってきました。ぐるぐる応援団さん、いつもありがとうございます。複数の小学校に通うこどもたちがあつまるのですが、この日は、その中の1つの小学校の行事とかぶってしまいましたが、全部で12人の子供達があつまってくれました。

「集中が切れる」という課題を克服するため、

・1コマ45分とし、休憩時間を15分とる
・15分休みは外に遊びに行ってもいい
・事前にワークショップ内容をしっかり伝える
・時間割をホワイトボードにかく

これにより参加したこどもたちも、集中がきれることなくスケジュール通りにしっかりやりきりました。前回、ワークショップ中に外に遊びにいってしまうこどもがいたのですが、今回は最後まで作品制作にむきあいました。

ワークショップの最初に「さまざまなタイルアート」をみてもらおうと考え、プロジェクターとパソコンをもちこんで、スライドを上映しました。外国のハイレベルなタイルアートや、同年代のこどもがつくったであろうタイルアートなどを見ることで、イメージが膨らんだのではないかとおもいます。

チーム分け

「参加する子供は、学年がまちまちなので、年齢によって集中の度合いや進み方が違う」という課題に対して、チーム分けをしました。ついつい同年代の仲良しグループにわかれてしまいますが、3つのグループに分かれ、それぞれに最年長・中学年・幼児がバランスよくなるように事前にわかれてもらいました。年上のこどもに、ちいさいこの制作を手伝う事で責任感がめばえれば、とのおもいがあり、うまくいったように見受けられました。…なかには小さなこどもといっしょなのがいやで、フテてしまったお兄ちゃんもいましたが…、最後までがんばってくれました。

ディスカッション

チームごとに「なにを描くといいか?」を考えてもらいました。完成したタイルアート作品は、道行く人の目にふれることを意識してもらうためです。テーマは「元気」。みたひとが元気になるような作品にしてください、とお願いしました。ボランティアスタッフもそれぞれのチームにはいって一緒にかんがえました。「スポーツをすると元気になる」「動物をたくさんだと元気になる」「友達がいると元気になる」が、各チームがきめたモチーフになりました。

線画を描く

撮影用に使う大きなロールペーパーを用意し、実際の現場で制作するサイズと同じ状態にしました。完成する作品の大きさをイメージしてもらうためです。チームごとに出したテーマにもとづいて、黒マジックで描いていきます。どんどんかきすすめる子、かきあぐねる子、さまざまですが、スタッフの声かけで徐々にロールペーパーに手がはいっていきます。

最初まっしろだったのに、線画がするすると画面を覆います。途中あきらかにラクガキになってしまったこどももいましたが(笑)。

予定していた1コマ目のカリキュラム、あっというまに時間がたってしまいました。休憩時間を15分。「そとに遊びに行っていいですが3時になったらピッタリかえってきてね〜。」そとはいい天気、ずっと遊んでいたいかも?でもちゃんと、はしりまわった子供達はちゃんと約束通り3時にもどってきてくれました。タイムテーブルをきっちり切ることが功を奏しました。

タイルにみたてて折り紙をはる

この日は実際のタイルは使いませんでした。なぜなら絵柄がきまらないと、タイルを準備できないからです。赤が多いのか?青が多いのか?絵柄によっては四角いタイルがいいが、割った形状のタイルがいいのかもしれません。そこで今回はたくさんの色の折り紙を用意して、ちぎり絵としました。ちぎることでランダムなカタチが生まれます。これをのりで貼って作品にしていくという制作をすることで、実際のタイル制作のイメージをつかんでもらえました。

好きな色を思い思いにはっていきます。

黒い線画にそって夢中ではります。

だんだんカタチガみえてきました。本物のタイルだったらどうなってるかな?重ならないようにはってね〜

時間をかけてじっくり仕上げていきます。

あっという間に楽しい時間がすぎました。最後にひとりひとりに感想を聞きます。「たのしかった!」という声がこどもたちから出てきました。と、同時に最年長の男子からは「ビミョウだった…」という言葉も。なにがビミョウだったかを聞いていたけど理由はわかりませんでした。小さい子が多かったからかな?でも、第三回目のワークショップに誘ったら「来るよ」と言ってくれました。

記念撮影〜次回に向けて

次回は8月26日。今回作成した下絵をもとに、じっさいの作品サイズにデザインをします。そのデザインに基づいて本物のタイルをおいていきます。夏休みが短い宮城の小学生にとっては夏休み最後の日曜日です。いい想い出になってくれると思います。たくさんこどもたちがあつまるといいな。

いよいよ形になってきた「みんなでタイルアートをつくろう」プロジェクト。第三回目・第四回目にはINAXタイルショップ深大寺のスタッフのみなさま・名古屋モザイク工業さんもかけつけてくれることになっています。中盤戦を経て、テンションがさらにあがってまいりました。

みなさま。これからもあたたかいご支援をよろしくお願いします!

さいごにみんなでハイポーズ!また会いましょう〜!!


一般社団法人・わかつくさんがオーガナイズする「東北1000プロジェクト」に情報が掲載されております。応援ボタンをおしていただけますと励みになります。こちらもよろしくお願いします。

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